Finkからインストールしたstartkdeスクリプトはquartz-wmがインストールされている場合kwinではなくquartz-wmを起動しする。quartz-wmを使いたい分には一向に構わないのだが、困った事にそれだとKlipperがまともにタスクバーに入ってくれなかったりアイコン化の方法が違ったりで色々不都合。そこで環境変数KDEWMにkwinをあらかじめ指定しておく。ちなみにtwmを試してみたがあまり良いものではなかった(当たり前)。
X11でヒラギノフォントが使えるのが嬉しい。XonXのXDarwinでも同じようにOS Xのフォントを扱えるようにするapplesystemfontパッケージが存在するのだが、これはシステムにインストールされているフォントを一度X11用のTrueTypeに変換してしまうらしい。そいつは勘弁。
で、Klipperをチェックして見るとどうも選択した文字列が片っ端からクリップボードに放り込まれているような……
kwinだと後ろに回るべき他のアプリケーションのウインドウがインアクティブなのに前に居座った状態になる事がある。同じくkwinだとパネル配置の際はメニューバーが考慮されるのだが、通常のウインドウは何故かメニューバーが無視されて配置される。
管理者登録時にフルネームを漢字で入れているのでKDE側ではきっちり(?)化ける。致し方無し。
KDE Help Centerからはマニュアルページも見られる。この機能はヘルプビューワにも欲しい。
quartz-wmじゃないとOS Xのデスクトップとの整合性がいまいちだし、かと言ってkwinじゃないと逆にKDE内の整合性がとれない。じゃXnestでKDEを動かせばどうだろうと試したが、これだとヒラギノが使えないらしい。OS Xのフォントを使えるようにするのはXquartzの独自機能って事なのか。ままならんものだなぁ。
メカゴジラは見たんだけど整理しようと後回しにしていたらずるずると延ばしてしまったので、今回は見てすぐ書く事にする。
映画本編ではちゃんとスタートレックの名前で始まっているのだけど、各メディアのCMではネメシス S.T.Xとスタートレックをやや隠すような形で、ロミュラン旗章を映画のロゴとして押し出している。そう言えば叛乱も連邦旗章が映画のロゴになってたっけ。それにしてもこの緑のロゴがやけにゴジラとかぶるような気が。映画本編のロゴではTREKのRが逆向きになっていたので、今回の見出しはトイザらスに倣った。
冒頭のカーチェイスシーン、ピッチ・ブラックを彷佛とさせる色彩を潰した処理がされている。シャトルクラフトではなくわざわざバギーカーを使っているので余計にそう感じるのだろうか。24世紀にタイヤ付きのビークルと言うのも少し不思議だが、最近のシャトルクラフトは肥大ぎみなのでもっと小回りの利く奴と言う要求でもあったのかも知れない。いつも冷静沈着なピカード艦長がハンドルを握ると性格が変わっていたから、ひょっとすると艦長のわがままだったのかも*1。
前回の叛乱がエキストラやロケにお金をかけているのは分かるんだけど何だかスケールがしょぼかった。今回はCGにより重点が移って舞台のほとんどが宇宙なのが嬉しい。ただ、一応地球滅亡の危機なんだけど物語のスケール的にはロミュランの内戦に終止してしまっている感がある。
これも前回、エンタープライズがワープナセルから煙吹きながら敗走するシーンは面白かったんだけど戦闘は喰い足りなかった。その点今回は、シミターとエンタープライズ、そこにロミュランのウォーバードが加わっての戦闘は、相手が見えないだけにフェイザーも光子魚雷も四方八方に乱射。大満足だった。出来ればファーストコンタクト冒頭ばりの大艦隊決戦も見たかったけど。
ジェインウェイ提督が出てたって事はあれはボイジャー帰還後の話な訳で、それなら提督が未来から持ち帰った未来技術がフィードバックされていて欲しかった。映画最後のドック入りでちゃんと搭載された筈だっ! 装甲装備をがしがし装着してトランスフェイズ魚雷をばんばん撃つ最強のエンタープライズEも見てみたい。……そう言えば量子魚雷はどこ行ったんだろう?
今回人間ドラマはピカード、データとそのドッペルゲンガー(ネメシス)の話。恐れるべきは自らの暗黒面
なんてキャッチをを最初に聞いた時はロキュータスとロアの話かと思っていた。二人の話がいい具合に対比していてぐっと来る。ただ、データの感情チップが半ば無かった事にされてしまっているのはちょっと残念。それにしてもクローンを制するものは
てキャッチコピーは無しでしょうに。
敵役の大義が虐げられていた惑星レムスを解放すると言う形でもあった訳だが、ロミュランがウォーバードで加勢した上に友好がどうのとか言っていたのを見ると、ひょっとしてあの世間的には内乱で片付けられてしまうのだろうか。
TNGシリーズはこれが最後と銘打たれている。パンフレットではTNGの続編に関してもネガティブな意見は無いものの、TNGとして続けて欲しくない。某アカデミー受賞監督や某宇宙戦艦じゃないんだから。
とは言ってもDS9は最初の頃はβ宇宙域の探査と言う形だったのがいつの間にかドミニオン戦争が物語の中核になって、ボイジャーははなから地球への帰還が物語の中核で、どちらもTVシリーズの終了と同時に終わらなければならない構造になっていた。大体、ジェインウェイ艦長が提督になってしまっていては映画にしようがない。エンタープライズはTV放映中だし、今後スタートレックが映画になるとしたらどの世界がなるんだろう? いや、アンドロメダでも大歓迎なんだけど(笑)。
ちなみにスタートレック船占いではエンタープライズDでした。ギャラクシー級ですか。分離に注意だそうです。