幾度となくビルドに失敗していた*1のが、先日Finkをアップデートしたら使えるようになっていた。マウスカーソル変だけど。
SVGを扱えるドローソフトにはSketchもあるけど、いかんせんQuartzに慣れた目にはアンチエイリアス無しのベジェ曲線はきつい。その点Inkscapeはlibartを使っているだけあって流石に奇麗な曲線を描いてくれる。
本家のダウンロードページ見ると0.36がstableになっていた。0.35にはpatchあたっているけどよくわからないので適用せずにlocalツリーに0.36のinfoファイルを作ってさして期待もせずビルドにトライ。……ちゃんと動くよ。Mac OS X and Windows build fixes. These builds are getting more mature and working better.
って書いてあるからきっとそれのおかげだ、うん。
Webってコスメティックと同じでは無いでしょうか。
売る側は、「アクアリップでしっとり綺麗」で「モテまくり!!」みたいな事言いますけど、使う側がそこまで意識して購入しているとは思えない。
[Profile.rica.log.2004/01より引用]
アクアリップを塗るのも、薬用リップを塗るのも、手間は変わらない(嘘)わけですが、「HTML近辺」の話というのは、「"なんちゃって HTML" じゃなくて、validHTML を使いましょう」と説く傍ら、「そうすればより多くの人に見て貰える」という風なことを言う、という話でした。覚え直すにはかなりのコストがかかるわけで、「そんなにして "皆に見て欲しい" と思う人ばかりじゃないと思うなぁ」という感じです。私は単に「その方がラク」という理由で valid に移行したんですが。
特にどうと言う話ではなく、「成る程」と腑に落ちた。
一応、バックアップファイルを作ってNSTaskで本体を呼び出して処理させる基本部分は完成した。後はオプションの処理とUIの練り込み。
ターミナル用のアウトプットを解析してAquaなGUIにフィードバックするのはとてつもなく面倒そうなので、スクリプトエディタを参考にアウトプットはそのまま表示する事にした。
Filter Serviceと言う、クリップボードで扱うデータを変換する汎用的な機構があるのだが(誰も使っていないけど)、そこでは汎用的なデータタイプの記述方法として
NSTypedFilenamesPboardType
とNSTypedFileContentsPboardType
と言う二つのキーワードが登場する。例えばNSTypedFilenamesPboardType:html
と記述すれば収められているデータはhtmlと言う拡張子を持つファイル名(Cocoaでファイル名と言うと基本的に絶対パスを言う)の配列、NSTypedFileContentsPboardType:jpg
と記述すればjpgと言う拡張子を持つファイルに格納されるデータと言う意味になる。
関連してNSCreateFilenamePboardType
(FilenamesではなくFilenameとなっている所が気になるが)と言う関数とNSCreateFileContentsPboardType
と言う関数がある。これ、前者は一応ちゃんと先述のルールに従った値を返してくれるのだが、後者は何故かNXTypedFileContentsPboardTypeと言う値を返してくれる。
バグだよなぁ。
*1 正確にはConfigureで転けていた