前回のセグメントコントロール風(あくまで「風」なのが問題なのだけど)が相当不評だったらしく。何て言うか、ヤケクソ? 多分あたりがモデルかと思うけど……シンボルを白抜きにしたのが敗因か。ちなみに、Aquaの上にセグメントコントロールを使っている。自前のコントロールなのでボタンを小さくしてもシンボルは変化しないので視認性に問題は無い。
開発開始から随分時間が経ったけど、未だにこういう部分もままならない状態なのはやっぱりMozilla.orgだからなのかなぁと思ってしまう。最新のGeckoを載せろとせっつくユーザーにも問題があるのではないか。
音声ブラウザ向けの「ナビゲーションをスキップ」とか「ナビゲーションまでジャンプ」とかのリンク、音声ブラウザに「(前の|次の)(hr|見出し)要素までジャンプ」とかの機能を付けた方が便利な気がした。
普通のブラウザに付けてもそれはそれで便利かも。
3月下旬から話題にしようかどうか迷っていたのだけど、とうとうスタート。多分はじめてのブラウザのつくり方の延長。だから現時点では「WebKitで出来る」事に普通のブラウザの皮をかぶせただけのもので、これと言って特筆すべき部分は見当たらない。
ちょっと目を引いたのはOmniWeb 5やCaminoがSafari風のブックマーク管理を採用しているのに対して、敢えてOmniWeb 4やChimeraと同じドロワー式を採用している点。ただ単にmkino氏の好みなのかそれとも実装が楽だったからなのかは分からないが。
後は、mkino氏がブラウザに対してどんなビジョンを持っているか。
Servletが動いたと言う事でJSPにも興味がわいた。それでJigsawのドキュメントを繰ってみると……Tomcatが要る訳ね。
ついでにApacheとTomcatの連携も調べてみたけど、どうもポート番号指定が要らなくなると言うだけで、ローカルで使う分にはさしたるメリットも見い出せず。モジュール組み込んでhtaccessを設定すれば後は自動的にJVMの起動からやってくれるんじゃないかと期待していたんだけど、なんだかTomcat自体の起動の手間は変わらないみたいで。
てなわけでサンプルにXHTML Basicのサンプルがあったのでソースを覗いてみた。
<body> <h1>JSPX - XHTML Basic Example</h1> <hr/> This example illustrates how to use JSPX(略) <p/> JSPX lets you create dynamic documents(略)
なんでやねん! いや、確かにHTML2以前のHTMLをXMLのスキーマに落とすとこうなるだろうけど、それってXHTMLじゃないぞ。思わず仕様書を確認してしまった。
jsp:output
要素ってかなりXSLTっぽい。と言うかXMLを使ってXML InfoSet外の事を表現するにはこうするしか無いのだろう。InfoSet内の事に関しては、XSLTでダイナミックな出力をしようと思うとXMLを使ってDOMを記述すると言うややこしい事をする必要があるけど、JSPのELは記法がXMLから独立しているお陰で、出力と同じ構造のXMLでテンプレートを記述出来る。
それにしても……この猫不細工やなぁ。
そんな訳で早速JSPWikiを入れてみた。UTF-8だから日本語も使えるだろうと高を括っていたら、多バイト文字が全て数値参照になった。こりゃ使えない。
通常は使用する言語ネイティブな記述を用いる設定ファイルにJavaのプロパティファイルを使ったりするのが(当たり前の事なんだけど)ちょっと新鮮だった。
キャメルケースによるリンクは非常に魅力的なのだけど、正直自分がメモする際にキャメルケースでわざわざ記述したりしない。LigerZeroFalconならいざ知らず、GaiRyuKiと記述するのと漢字とブラケットで記述するのとでは面倒臭さと言う点ではむしろ前者の方が圧倒的だ。GodzillaMothraMechagodzillaTokyoSosあたりになるともはや文中で記述しようと言う気すら失せる(自作の低能Wikiで真っ先に感じた不満がこれ)。
文字列が%でエスケープされたURLを嫌がる向きも多いのだが、Safariのアドレスバーは条件が揃うとアンエスケープして表示してくれるので(コピーしてそのまま他所様に貼付けられない問題はあるけど)日本語のページ名でもまぁいいやと言う気がしている。ローカル用に使っているCaminoはやってくれないけど。